【愛猫の闘病記録10】12歳の誕生日を迎えました/猫の癌・悪性腫瘍・腫瘍性胸水

ゆま闘病記録
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この頃は長かった残暑が去り、朝と夜は少し冷えるようになり、でも昼間は過ごしやすい日が増えてきた頃でした。

そんなある日、気持ちのいい気候だったため日中は窓を開けっぱなしにしていた日が数日ありました。

その数日後、我が家に事件は起きたのです。

1日のほとんどを寝て過ごしている夢真が起きているだけではなく、一緒に遊ぶほど仲が良いわけでもない柚夢と2匹して部屋の隅の方を執念に見つめているのです。

あれ?ゆまちまだそんなに動けるの!?と少し嬉しい気持ちも芽生えつつも嫌な予感がします。

長年一緒に暮らしてきた筆者にはなんとなくわかりました。

あそこに何か(というか絶対虫)がいる。

せめてG以外であってくれ…!そう願いながら恐る恐る段ボールを避けてみると…

筆者の祈りも虚しく

G(大)が現れました。

数年ぶりに自宅で見るヤツは相変わらず生理的に受け付けない。

嫌悪感を必死に押し殺しながら、夢真と柚夢を現場から遠ざけなんとか殺虫剤でヤツを退治することに成功しました。

退治した後に思ったのは「スプレータイプだと夢真と柚夢にかかっちゃったりしたら大変だから何か別の退治用品を買い置きしておかないとな」という感想でした。

それと最低限しか家の中を動かなくなったゆまちがゆっくりとはいえ、Gを追いかけて部屋の中を動いている様子が見られたので、その1点だけは良かったかもしれません。

調子は悪くて、きっと常に怠くて息苦しくて、もしかしたら体も痛くて動くのも億劫なはずなのにまだそれだけ動ける体力と気力はあったんだね!と少しの喜び。

そんな事件を挟みつつも大体5日間隔ごとに胸水を抜いてもらいに動物病院へ行くサイクルができてきた10月半ば。

安定して食べてくれるごはんも見つかり、病院に行った日みたいに胸水が少ない状態の時はモリモリ食べてくれていました。

胸水を抜いてから調子がいい日はもう近頃はあまり登らなくなったデスクの上に登って構ってアピールしてきたりと引き続き少し良くなってるのかな?と思うこともありました。

しかし胸水が溜まってきて息苦しさが増してくるとあぐあぐ食べてくれていたパテごはんも食べるのを嫌がる日が出てきました。

胸水が溜まってくると心臓や肺、恐らく胃袋を含む他の臓器も圧迫されるため食欲も衰退するのでしょう。

しかしそんな状態でも、苦しそうな様子ではあるものの食べたそうな様子のゆまち。

かなた
かなた

食欲があるのは嬉しいし良いことだ!食べられるだけ食べてほしい!

でもパテが食べられないならもっと食べやすいごはんも用意してあげないと!

ということで、普段食べているカルカンさんのパテタイプ以外にもごはんを用意しました。

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感想(6件)

ペーストタイプの総合栄養食です。

ゆまちはまぐろなどのお魚系は昔からあまり好まず、チキン系が好きみたいなのでチキンを購入。

試しに近づけてみると、、、すっごく食いつきが良い!

そんなにお腹空いてたの?ってくらいにあっという間に食べてくれました。

ゆまちの今の体はニュートロパウチとカルカンパテと少しのちゅ〜るで作られているよ。

食欲や体調にムラはありつつも、

10月18日に夢真は12歳の誕生日を迎えることができました!

最初に診察と検査を受けたのが8月30日

余命が2週間だと宣告されたのが9月11日でした。

余命宣告された時は誕生日のことなんて考えられないほどの絶望感でいっぱいでしたが、一進一退しつつも無事に誕生日を迎えることが出来て本当に嬉しかったです。

本猫にはもちろん誕生日だとか年齢だなんて概念はないのだと思いますが、年齢や年数はそれだけ一緒に過ごしたんだよってわかりやすい数値でもあるのでやはり長ければ長いほど嬉しく思います。

すでに宣告された期間はとうに過ぎ、ゆまちは一生懸命頑張ってくれています。

次の目標はクリスマス!そして今年の年越しも夢真と柚夢と一緒に1人と2匹で無事に迎えることが目標です。

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