夢真が虹の橋へ旅立って1月13日で四十九日を迎えました。
火葬をしてしまえば今まで撫でたり、吸ったり、揉んだり、触ったりした夢真の体とはもう会えなくなってしまいます。
そうなる前に、少しでも夢真を感じられるものを残しておきたい。
今回夢真とお別れするにあたり、実際に生前・火葬前に遺したもの、残しておいた方が良いと個人的に思ったものを綴ろうと思います。
①写真・動画
言わずもがなですね。
お迎えしたその日からこれでもかってくらい撮りまくって良いと思います。
これはお迎え当日のゆまち。
子猫の時にも写真や動画をたくさん撮ったはずなのにあまり残っていませんでした。
夢真の写真だけでなく、12年ほど前の写真はデータをうまく残せていなかったようで見つかりませんでした。それがすごく悔やまれます。

スマホの容量がいっぱいになっちゃったらクラウドストレージに保存したり、SDやUSBなどに保存して大事にとっておくのも良いかと思います。
②おヒゲ
猫ちゃんと暮らしていると、抜け毛がたくさん落ちていたり舞っていたりすると思います。
そして落ちている毛に混ざって、たまにヒゲを見かけることがあります。
筆者は夢真が子猫の頃から、落ちているヒゲをせっせと拾っては大事に大事に収集していました。

久しぶりに箱の中を見たけど、こうして見ると結構な量が集まったなあと思いました。
ヒゲですら愛おしい。
③ぷにぷにでキュートな肉球

肉球といっても、本物をそのまま保存するとかそんな物騒な話ではありません。
肉球の形を取って、いつでも愛らしい肉球を感じようってことです。
肉球の型取りにはいくつか方法があるみたいですが、筆者は紙粘土で形を取りました。

上4つが夢真の肉球型。下3つは柚夢の肉球型です。
使用する紙粘土は100円ショップで売っているものでも十分でした。
100円ショップでもたくさんの種類が置いてあり、どれを買うかすごく悩みました。
今回の型取りには異なる2種類の紙粘土を使用しましたが、筆者のおすすめは軽めでくっつきにくいタイプの紙粘土です。
・紙粘土を適量丸めます
・コップの底など平らなものを使い、薄く伸ばします
・肉球を押し付けてもらって型取りは完了です
・型取り後、数日間乾燥させれば完成!(筆者は完成後、ニスを塗りまた乾燥させました)
筆者は夢真が息を引き取った後に肉球の型取りをしましたが、型取りは元気に生きているうちにした方が絶対に良いと思いました。
なんというか、穏やかに眠りについている相手の体を借りる、ということに少し申し訳ないような気持ちになりました。そして、柚夢の肉球の型取りで感じたのですが、生きているうちに体重をかけてもらった方が圧倒的にやりやすく、形も綺麗に取れました。
④ぷにぷにでキュートな肉球 その2
③で作った肉球型を使ってもう一つ、肉球に関連したものを作りました。
それがこちら(ホワイトで作ったせいか少しわかりづらいです)

先ほど紹介した肉球型が凹であるのに対し、こちらは凸になります。
なんと愛猫ちゃんの肉球の立体感がいつでも味わえてしまうのです。
作り方はこちらも簡単。
・②で作った肉球型に樹脂粘土を嵌めます
・しっかりと嵌ったら、ゆっくりと型から剥がします
・数日間乾燥させれば完成!
こちらで使用した樹脂粘土も100円ショップで売っているので気軽に手に入ります。
色もホワイト以外にも種類があるので、いろいろな色で作っても可愛いかと思います。
今回筆者は間に合わなかったのですが、他にも大好きなペットの肉球を残す方法として、肉球スタンプというものもあります。
肉球の形をスタンプとして作成するものです。
こちらもやり方は直接肉球にインクを付けて色紙などにスタンプしたり、肉球を汚さずにスタンプできる方法などもインターネットで調べてみると出てきます。
筆者は肉球スタンプセットなるものを購入したのですが、火葬までに届かず残念ながら夢真に使うことはできませんでした。
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ただ、我が家には柚夢がいるので時間のある時に柚夢で使ってみようと思います。
⑤もふもふふわふわな体毛
残しておきたいもの最後は魅力的な体毛。

体毛を保管する方法は2つ(もしかしたらもっとあるかもしれません)
1.ブラッシングした際に、ブラシに付いた毛を保管する
2.バリカンやハサミを使って直接本猫から刈り取る
1.の方法はお世話やコミュニケーションのついでにいつでもできますね。
2.の方法も生前でもやろうと思えばできますが、トリミングでもないのに毛を刈り取るのは罪悪感がありますよね。
筆者は夢真が亡くなってから、火葬するまでの間に気持ちばかり頂戴しました。
夢真の場合は胸腔チューブ設置手術の際に腹部の毛をごっそりと刈り取られていたので、それ以上取るのも申し訳ない気持ちもありましたが少しでも夢真を残しておきたいという筆者のエゴで体毛を切らせていただきました。

左側は、わずかな量ですがブラッシングした際にとっておいた毛玉。
右側が、夢真から直接頂戴した体毛です。
⑥抜けた乳歯
これは正直、運次第です。
猫も人間と同じで乳歯と永久歯があり、成長過程で乳歯が抜けて永久歯に生え変わります。

生え変わった際に抜けた乳歯は、飲み込んでしまったり、落ちていても飼い主が気付かなかったりすることが多い気がします。
なので、生え替わりの時期に運よく落ちていた乳歯を運よく見つけられた場合はラッキー!
保管しておくと思い出の一つになると思います。
以上が、夢真に関連するもので筆者が今回残しておきたかったもの、実際に残したものになります。
夢真が病気する前、元気な時は本当に食べちゃいたいくらい可愛いと思っていたし、剥製にしてずっと生前の姿のままそばにいて欲しいと思っているような気持ちはありました。
しかし流石に食べるのはもちろん、剥製についても「なんか、そうじゃないよな。。。」と冷静な頭で考えてやらずに済みました。
生前頑張って病気と闘って、やっと痛みも苦しみもない安らかな眠りに就けるのに剥製にしてしまったらそこにいることを強いているように筆者は感じました。
夢真の意に沿うかどうかもわからないのに無理やりそこに留めておくのは違う、それに亡くなってからも体が休めないのはなんか嫌だなと思いました。
まあ食べるとか剥製とか冗談はさておき、それくらい夢真にはずっとそばにいてほしい気持ちで溢れている筆者。
遺せるものは少しでも遺しておきたくて、ヒゲを拾い集めたり、肉球の型取りをしたりとしました。
結果的に遺して良かったと思っています。
写真や動画は生前の元気な様子を。体の一部のものは夢真を身近に感じることができます。
今回の記事の内容につきましては、猫だけではなく、犬でも同じだと思います。
この記事をご覧になってくださっている猫ちゃんやわんちゃんの飼い主さんの参考になれば良いなと思います。