【愛猫の闘病記録21】術後の変化/猫の癌・悪性腫瘍・腫瘍性胸水

ゆま闘病記録
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※アイキャッチ写真のスーパープリチーサンタクロースゆまちは数年前に撮ったものです。

術後、今までの冬にそうしていた様に、筆者の入浴中に風呂場に乱入して蓋の上で過ごす様になったゆまち。

術後のゆまちには他にも変化が現れました。

夢真はすごく甘えん坊で、筆者が家にいる時は起きているうちのほとんどの時間を筆者の方を見ていて、目が合うたびに「んにゃー!」と声をかけてくれるような子でした。

ただ、病気になってからは起きていても目を瞑って過ごすことが多くなり、自然と目が合うことも減り、甘えた呼び声も聞くことがなくなっていました。

しかし、手術から数日後、仕事を終え帰宅しキッチンで作業していると「にゃぁ…」と聞こえてきた気がしました。

以前と比べると音量はとても小さく、短く、そして掠れた声でしたが夢真の声を聞き間違えるはずがないと思い急いで夢真の元へ向かいました。

すると、夢真はしっかりとこっちを見ていて私と目が合った瞬間に

「にゃあ…」

やはり、小さく掠れた声でしたが間違いなく私に向かって声を発していました。

先生は手術による痛みはあまりないとは言っていたものの、術後の体が痛むのか、病で体がしんどいのか、それともそれら全てで不安なのか、いくら考えても正解はわかりませんが夢真は間違いなく私を呼びました。

途中だった自炊も中断して夢真のそばにいることにしました。

夢真の名前を呼んで声をかけながら優しく撫でます。

かなた
かなた

ゆまち、ママはここにいるよ。夢真のそばにいるよ。ずっと一緒だからね。

やはり不安だったのか、それで安心してくれたのか、そのままあぐらをかいた筆者の膝の上に乗って落ち着きました。

その後はずっとくっついて過ごし、トイレくらいの時間なら離れても大丈夫でしたが、お風呂はやはり入る準備をしていただけでも浴室に着いてくるのでやはり夢真は蓋の上で、一緒にお風呂時間を過ごしました。

就寝時は、闘病生活が始まって以来夢真は一緒に寝るのをやめ、ソファで夜を明かしていたのですが、術後は再び仰向けに寝転んだ筆者の上に乗って来るようになりました。

その頃描いた寝る時をイラストにしたものが下記になります。

ゆまちが声を出してアピールしてくれる、お風呂時間を一緒に過ごしてくれる、夜寝る時、一緒に寝てくれる。

今まではそれら全てが当たり前の日常でした。

夢真と一緒にそうやって当たり前を過ごせることに、日々幸せを感じていました。

12年も一緒にいるのに毎日愛おしい、毎日可愛さでキュンキュンすると。

でも、胸水が溜まるようになってからはそれらが一切パタリとなくなっていました。

術後にそれらが再開されて、更に愛おしく感じました。

もうキュン死するんじゃないかってくらい。

愛おしくて、可愛くて大好きで、これが幸せだと。ずっとこうしていたいと心の底から願いました。

そんな日常的な仕草が戻ってきたのに、夢真の食欲は戻るどころか以前よりも更に減っており、食欲増進剤をもってしてももうあまり食べてくれないようになりました。

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