【愛猫の闘病記録23】オムツデビュー/猫の癌・悪性腫瘍・腫瘍性胸水

ゆま闘病記録
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自宅では常にくっついた状態で過ごしていました。

休みの日はそれでよかったのですが、やってきました出勤日。

家を開けて会社へ出勤しなくてはならないのは、リモートワークがない会社の会社員の宿命です。

生活や、夢真の病院代を稼ぐためにも今仕事を辞めるわけにもいかず、病気の夢真を置いて毎日家を空ける恐怖と闘いながら出社しています。

エリザベスカラーを着けたばかりの時でしたが、2日ほど連続でベッドの上で粗相をしてしまっていました。その2日以外はまた元通りトイレでおしっこができるようにはなっていましたが、念の為にオムツを用意しました。

そしてこの日、ゆまちはオムツデビュー。

洋服を着せたときもでしたが、意外にも嫌がる素振りは見せず、素直に着用してくれました。

夢真にオムツを付けて、部屋はしっかり暖かくして、なるべく移動の邪魔になるものは置かずにいざ出社。

会社ではパソコンの横に常に見守りカメラで家の中の夢真たちの様子が見られるようにしています。

基本的には動かずじっと寝ているんですが、お昼頃夢真に動きがありました。

ベッドから降りたいのかモゾモゾと動き出したのですが、うまく起き上がれない様子。

そして頭からベッドの下へずるりと落ちてしまい、仕事中にも関わらず小さな悲鳴をあげることになりました。

落ちそうになった時には抗う素振りも見せず、重力のままに、本当にずるり、といった音がしっくりくる落ち方でした。

幸いにもベッドの下には、近頃よろよろ歩きだった夢真が万が一バランスを崩して落ちてしまったことを考えて、ふかふかで厚めのペットベッドを敷き詰めており、その上に落下してくれたようで、ペットベッドに落ちた夢真は間も無く、何事もなかったかのように起き上がりフラフラと歩き出しました。

その後は少し家の中を歩いて、ベッドには上がらず床に置いてあるペット用ベッドで寝ていました。

実はゆまち、今までペット用のベッドを一度も使ったことがなく、ずっと人間用のベッドで過ごしていたのでこの時は小さな衝撃を受けました。

もしかしてベッドに付けたステップも上がれないほどに衰弱しているのか、と不安にもなりましたが、家を離れている今、考えても仕方のないことでした。

大きな問題もなく夕方。もうすぐ定時の時間だというときにまた夢真が動き出しました。

どうやら催したようでトイレに向かって行きました。が、トイレから戻った夢真の映像を見るとおしりにオムツがない…?

かなた
かなた

やっぱりオムツ、窮屈で嫌だったのかな

オムツが外れてるっぽいこと以外は大きな問題もなく、トイレから戻った夢真はベッドサイドにある(夢真が一度落下した時の)ペット用ベッドで大人しく過ごしています。

定時を迎え、急いで帰宅してからは胸水抜去とごはん、お水を夢真に与えた後、トイレを確認しました。

するとそこには、使用済みのオムツが、トイレの中に落ちているではありませんか。

かなた
かなた

オムツしたままトイレでおしっこして、おしっこした後にオムツ取った(取れた)ってコト!?

取れたのか、自ら取ったのか不明ですが、夢真はちゃんとトイレで用を足したこと。オムツはその後外れたこと。それは事実でした。

その日も家にいる間は1人と2匹で団子になって過ごします。

ただあまりにも過保護に暖かくしすぎたのか、夢真は途中ケージから出て床に寝転んでいるときもありました。

そして就寝時間、いつものように夢真を抱っこしてベッドへ乗せます。

かなた
かなた

ゆまちー、もうねんねするよー。寒いからお布団かけて一緒に寝ようねー?

そう言って布団に入れると私の胴体にピッタリとくっついて、私の腕を枕にして寄り添って、そのままいつもなら大人しく眠ります。

しかしこの日は様子が違いました。

一度私の腕の中で大人しくなったものの、少しも経たないうちに

夢真
夢真

プゥア〜(⤴︎)、プァ〜(⤴︎)

聞いたことのない鳴き声で、高い声で鳴きながらベッドの上をヨタヨタと歩き始め、そのまま様子を見守っているとついにはベッドの柵の隙間からまた落ちそうになっています。

急いで落ちないように引き留めて、枕元に戻しますが同じことの繰り返し。

このまま寝たらまた昼間のように夢真がベッドからずるりと落ちて、寒い床の上で寝かせることになってしまう。

そう考えた私はペットベッドを私の隣に置き、そこへ夢真を寝かせました。

するとなぜか先ほどまでの様子がぴたりと止み、大人しく寝ついたのです。

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