※今回の記事にはショッキングな出来事を記載していますので、ご注意ください。
今まで聞いたことのない鳴き声で鳴きながらベッドから落ちそうになったゆまち。
ペットベッドに寝かせると大人しく眠りに就きました。
そんな夜から一夜明け、いつも通り今までよりも1時間早く起きて、最近の日課である胸水抜去の時間です。
ゆまちおはよ。今日もお水ぬきぬきしようね〜
夢真に声をかける時は極力今まで通り、明るく声をかけるようにしています。
この日も朝が弱いとは自分でも思えないようなご機嫌な声で夢真に挨拶をして胸水を抜きます。
まずはお水の右側から、いつも通り大人しく胸水を抜かれてくれる夢真。
右胸の胸水が抜き終わるといつもは大人しく左胸も抜かせてくれるのですが、この日はモゾモゾと動き始めました。
起き上がっては力が入らないのかコロンと横に倒れ、また起き上がってはの繰り返し。
夢真?どうしたの、夢真。胸水抜かなきゃだよ?
そして昨晩の「プァー(⤴︎)」と言った声で一度鳴くとベッドに戻りました。
しかし明らかに様子がおかしい。
ベッドに戻り、横に寝転んだ夢真は突然痙攣を起こし始めては意識を飛ばし、また意識を戻しては痙攣して意識を飛ばす、と言ったことを一瞬のうちに何度も繰り返しました。
頭の中は一瞬にしてパニックに陥り、一生懸命夢真の体をさすり、泣きながら必死に大きな声で名前を呼びましたが、詳しいことは覚えていません。
そうしていると夢真は、目と口を大きく開け、ハァッ!と一度大きく口から息を吸い込み、手足がビンッ!と伸びました。
そして、フッと力が抜けたように、そのまま息を引き取りました。
11月26日、午前7:25の出来事です。
それからは、声をかけても、撫でても何も反応が返ってくることはありませんでした。
夢真が痙攣や失神を繰り返している時「とうとう来てしまったのかもしれない」といった気持ちと「嫌だ、まだ逝かないで」という気持ちと、「大好き、愛してる。夢真に出会えてよかった」って伝えなきゃと言ったようないろんな考えと感情がごちゃ混ぜになっていました。
夢真からの反応がなくなり、夢真を抱いてみたり、たくさんキスをしてたくさん声をかけました。
現実が受け入れられない一方で、冷静に考えている自分もいました。
今日、仕事だから休むって連絡しなきゃ。。。
職場に休む連絡を済ませ、また夢真に向き合います。
やっぱり夢真は動きません。冷静な自分が語りかけてきます。
「体が硬くなっちゃう前にいろいろ済ませなきゃダメだよ」
嫌だな、ずっとこのまま抱っこしていたいな。離したくないよ。
そんな気持ちを必死に押し殺して、夢真を一度ベッドに寝かせます。
そして今度は柚夢を抱き上げ、夢真に近づけて話しました。
お兄ちゃん(夢真)はね、遠いところに行っちゃうんだよ。だから、寂しいけど、お兄ちゃんとバイバイしてね。
これからは、ママと柚夢の2人で暮らすんだよ。
柚夢に話したあとは、夢真の体を綺麗に拭き、ペットシートとブランケットを敷いた箱の中に夢真を収めました。
夢真の体には保冷剤を敷き詰め、更にその上からブランケットをかけました。
そうして箱に収めた後も、箱ごと夢真を抱きしめ何時間も過ごしました。
放心状態。と言った表現が正しいのかもしれません。
本当はこのままずっと傍にいてほしい。でも、このままにしておくわけにもいきません。
なんとか涙を引っ込めて、数年前に実家の猫ちゃんがお世話になったペット葬儀の会社へ電話しました。
8月30日に開口呼吸が見られ、そこから始まった闘病生活。
夢真の闘病生活は11月26日に約3ヶ月でこうして幕を閉じました。
夢真には12年もの間、本当にたくさんのものをもらいました。
辛い時や、苦しい時、楽しい時など、どんな時でもそっと寄り添っていてくれました。
夢真に対する気持ちは言葉では尽くせないほどにたくさんあるけど、長くなるのでここでは短く済ませようと思います。
私の元に来てくれてありがとう。
夢真のことが本当に大好きだよ。
ずっと、ずっと愛してる。
いつもブログを読んでくださってる皆様へ
夢真の闘病生活はこれにて終わりになりますが、あと1,2回ほど当カテゴリー記事は更新しようと思います。
更新する記事には、愛するペットが生きているうちにやっておいた方がいいと思ったこと、火葬する前にしておいてよかったことなどを綴ろうと思います。
また、このブログは夢真の闘病記事の更新を終えた後も、柚夢のことを更新していくつもりです。
猫ちゃんではなく、わんこの記事が中心になっていくと思いますが、今後もお付き合いいただけたらと思います。